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2011年7月4日月曜日

私たちのこの事業の対象とする人たち

私たちがこの事業でするのは、配偶者や親の認知症を危惧するご家族ではなく、認知症になりたくない、ならずに元気で生きがいのある生き方をしたいと考えているご本人なのです。

これをマトリクス(4象限)にすると、
(1)図の「左上」 本人は健康で「認知症」を全く気にしていない。
この人たちは、生きがいを感じる好きな活動に積極的に取り組んむことをお勧めする。

(2)図の「左下」 認知症の疑いがあったり、認知症なんだけど、本人が全く気づいていない。
この人たちは、周囲が本人に指摘することなく、区の相談窓口で相談することを勧める。専門医により、本人の症状にあわせらリハビリに取り組む必要がある。
 ポイント:簡易自己診断や認知度検査などでの早期発見が鍵である。

(3)図の「右上」と「右下」 本人が「認知症を気にしていたり、認知症になりたくないと」と考えている。
・ 先ずは比較的簡単な認知度検査を受けてみる。
   ・   「右下」(認知度がかなり進んでいる)と診断されたら、「専門の検査」を受診することを家族と一緒にとりくむことをお勧めしたい。今日は、症状を遅らせる薬もあるし、専門的なリハビリテーションプログラムがある。

   私たちが、この事業でする対象者は、  点線の枠内の人たちです。「認知症予防」に効果的とされている生活習慣を身につけ、トレーニングや、社会との関わりを増やしていけば、「健康で生きがいのある生き方」を手に入れることができる。

2011年3月27日日曜日

品川区の協働事業「認知症予防の啓発とプログラムの企画運営」案

品川区の協働事業「認知症予防の啓発とプログラムの企画運営」案は次の7つの柱があります。

(1)「認知症」をきにかけておられる方に「認知症は遅らせることも、改善する可能性もある」ことを理解する「講座」を公開募集して開催します。(平成23年6月)

(2)東京都老人研究所(都老研)と筑波大学で開発した「認知度検査(ファイブコグ検査)」をします。
「大丈夫」を受講者は理解します。同時に「早期発見」につなげます。

(3)「認知症予防プログラム」の受講者を募り、都老研と筑波大学で開発したプログラムに取り組み、生活習慣化に取り組みます。その取り組みに、プログラムを側面的に支援する専門員のファシリテーターが随伴します。(平成23年9月~12月)

(4)こうした「認知度検査」と「予防の生活の勧め」を、区内の団体、高齢者クラブ、町会・自治会に赴き(出前講座)広く、多くの方にお話ししてまいります。(平成23年9月~)

(5)一方で、「認知症予防にいいとされる生活」とはどういうものがあるかを、インターネットや情報紙を通じて広く啓発に努めていきます。さらに、区内の「認知症予防にいい(らしい)」といっているサークルや団体を紹介し、楽しく仲間と交流できるようにつないでいきたいと願っています。(平成23年4月~※当ブログ)

(6)この認知症予防プログラムには、その伝道師ともいえる「プログラム支援ファシリテーター」の皆さんが品川区にひろくいて、皆さんのそばで活動をしていただくことが求められます。NPOシービー・シナガワは、伝道師養成の講座を創設し、「認知症を予防し、健康で生きがいある生き方」を実践、伝道くださる方を募ります。(予定、平成24年1月~3月)

(7)「健康・生きがい」講演会の開催

認知症にならないことが、人生の目的ではなく、健康でいることであなたらしい生きがいを感じる生き方をすることがゴールだと私たちは考えます。そうした実践者で、認知症予防プログラムに理解のある方にご登壇いただければなぁと思っています。(これから検討)

2011年3月15日火曜日

高齢者の健康と生きがいある生き方のために

<協働事業の意味>
平成23年度、品川区(厳密には荏原保健センター)との協働事業を企画運営します。
荏原保健センターではこの5年、高齢者が認知症になることなく、健康で活き活きと暮らしができるために、「認知症になる」ことを懸念している人を対象に認知症予防知識の啓発と旧東京都老人労人研究所と筑波大学が共同で開発した認知症予防プログラムを実施してきました。平成23年度から、品川区のNPO法人シービー・シナガワが、これまでの実績を引き継ぎ、継続してこの事業を推し進めることを受託しました。
NPO法人シービー・シナガワには、(財)健康・生きがい開発財団の健康生きがいづくりの養成講座を修了したメンバーが、高齢者の健康と生きがいある活動支援をテマにしたワーキンググループ「健生しながわ」があり、そのグループの有志が、このプログラムのファシリテーターの活動をバックアップしつつ、品川区に広がるであろう企画を立案し推進し、グループの理念の具現化を目指します。